同じ文章を読んでいるのに、理解できる人とできない人がいる。
同じ出来事が起きても、落ち込みやすい人と落ち着いて対処できる人がいる。
こういう差って、努力や才能だけではなくて、「見ている視点の高さ」で説明できることがあります。
その“視点の高さ”を表す言葉が、今回のテーマである 抽象度 です!
抽象度は、英語の levels of abstraction(抽象化の階層) という考え方と同じ方向性をもつ概念で、分野によって使われ方はいろいろあります。
このブログでは、現代気功や情報空間の話にもつながる、抽象度についてわかりやすく説明します。
現代気功、情報空間についての記事はこちらからご覧ください🌙
抽象度とは?
抽象度とはひとことで言うと、
「物事をどれだけ上位の概念で捉えているか」=視点の高さ
のことです。
もう少しだけ丁寧に言うと、
目の前の具体的なものから離れて、より大きい枠(上位概念)で捉えるほど、抽象度が高くなります。
リンゴで理解する「抽象度を上げる」
たとえば、目の前に「リンゴ🍎」があるとします。
リンゴの抽象度を上げていくと、こんなふうに階層が上がっていきます。
- リンゴ
- 果物
- 植物
- 生物
- (さらに上げれば)自然界の存在/地球上の存在…など
このように、より上位の概念にまとめていくほど抽象度が上がる、という理解が基本です。
抽象度が上がると「具体的な特徴」は減る
ここで押さえておきたいポイントがひとつあります。
抽象度が上がるほど、具体的な特徴(属性)の情報は減ります。
たとえば「リンゴ」には、
- 赤い
- 甘い
- 香りがある
- 形がある
- 手触りがある
みたいに、具体的な特徴がたくさんあります。
だから私たちは、すぐにイメージできます。
一方で「有機物」と言われると、急にイメージがぼんやりしませんか?



有機物…範囲が広すぎてなんのことなのかわからない!
それは、「有機物」という言葉には
赤い・甘い・手触りみたいな“具体的な特徴”がほとんど含まれていないからです。
つまり、抽象度が上がるほど
細かい具体情報(特徴)は削ぎ落とされていくということです。
抽象度が上がると「含められる範囲」は増える
もうひとつ、すごく大事なポイントです。
抽象度が上がるほど、今度は逆に
含められる範囲(包摂範囲)が広くなります。
「果物」という概念を考えてみると、
「リンゴ」ほど具体的な特徴はありません。
でも「果物」という枠の中には、
- バナナも
- いちごも
- ぶどうも
- レモンも
全部入っています。
ここが混乱しやすいところなので、私はこう整理するのがおすすめです。
- 抽象度が上がるほど 具体的特徴(属性)は減る
- 抽象度が上がるほど 含められる範囲(包摂範囲)は増える
「情報量が少ない/多い」と一言で言うとややこしくなるので、
この2つに分けるとスッと腑に落ちるかと思います!
抽象度と「頭のよさ」の関係はあるの?
「抽象度が高い=頭がいい」
こんなふうに言い切ってしまうと、ちょっと強すぎるし、誤解も生まれやすいです。
ただ一方で、抽象度が高い状態で物事を捉えられる人ほど、学習や仕事、問題解決がスムーズになりやすい場面があるのも事実だと思います。
ここでは“競争のための頭の良さ”というより、日常を生きやすくする思考のコツとして、抽象度のメリットを整理していきます。
1)「抽象度が高い」と、見える“共通点”が増える
抽象度を上げるというのは、細部の違いを一旦置いて、上位の共通点で捉えることでした。
たとえば「りんご」「レモン」「ぶどう」を見て
それぞれの違いに注目しているときは具体的です。
でも「果物」という上位概念で捉えると、
“食べ物である”“植物由来である”“味や香りを持つ”など、共通点が見えてきます。
共通点が見えると何が嬉しいかというと、
学んだことを別の場面に応用しやすくなるんです。
- このパターン、前にもあったな
- これは「〇〇系の問題」だな
- ここは同じ構造だな
こういう“構造の把握”ができると、経験が積み上がりやすくなります。
2)「抽象度が高い」と、解決策の選択肢が増える
抽象度が低い(具体に張り付く)と、解決策も具体に固定されやすいです。
たとえば、
「上司にこう言われた」が苦しいときに、
“その言葉”だけに臨場感が乗っていると、選択肢は狭くなります。
でも抽象度を少し上げて、
「私は評価に敏感なのかもしれない」
「私は安心が足りないときにブレてしまいやすい」
「私は承認が欲しいのかもしれない」
みたいに捉え直せると、できることが増えます。
- 休息を増やす
- 相談する
- 考え方の軸を整える
- 環境を変える
- 自分のゴールを再確認する
つまり抽象度を上げると、
問題の“枝葉”ではなく“幹”にアクセスできて、選択肢が増えるんです!
3)「抽象度が高い」と、感情に飲まれにくくなることがある
これはとても大事ですよね!
感情が悪いわけじゃないけど、
感情が強いときほど視野が狭くなりやすいですよね。
怒りや不安が強いと、
- “今この一点”が世界のすべてみたいに感じる
- 他の可能性が見えなくなる
- ぐるぐる同じところで考えてしまう
この状態は、抽象度が下がっている(視点が低い)状態とも言えます。
逆に、抽象度を少し上げて
「私は今、強い不安の状態にいる」
「これは“危険”という情報に臨場感が乗っているだけかも」
と一歩引けると、感情が消えなくても、飲まれにくくなることがあります。
これは“精神論”ではなくて、視点の高さの話です。
4)抽象度は「生まれつき」より「練習」で伸びる部分がある
ここ、希望が持てるポイントですよね!
抽象度は、センスだけで決まるものというより、
普段どこに意識を置くかで育つ部分があります。
たとえば、
- “具体の事実”を丁寧に見る
- そこから「何が共通してる?」を探す
- 「もっと上の枠で言うと?」と問いを持つ
こういう小さな積み重ねで、視点の高さは少しずつ育っていきます。



抽象と具体を行き来できる人は結果的に優秀だと言われることが多いのかも!?
抽象度は「情報空間」とも深くつながっている
このブログの文脈(現代気功・情報空間)にもつなげてみると、抽象度はかなり重要です。
たとえば同じ出来事が起きても、
- 「あの一言が刺さった」(低い抽象度:一点に集中)
- 「私は“評価”に敏感かもしれない」(一段上:自分のパターン)
- 「私は何を大事に生きたい?」(さらに上:価値観)
というふうに抽象度を上げるほど、
見える選択肢が増えていきます。
現代気功で扱う「気=情報」の理解でも、
どの階層で捉えているか(抽象度)が変わると、臨場感や反応が変わりやすいです。
だから抽象度は、知識というより
“自分の状態を整える見方”としても役に立つ概念です。
まとめ
抽象度とは、ざっくり言うと 視点の高さ(上位概念で捉えること)。
そしてポイントはこの2つです。
- 抽象度が上がるほど 具体的特徴(属性)は減る
- 抽象度が上がるほど 含められる範囲(包摂範囲)は増える
この見方が身につくと、
勉強でも仕事でも人間関係でも、目の前の出来事に振り回されにくくなりますし、
現代気功に興味がある方、引き寄せを加速させるうえでも重要です。
最初は難しくてよくわからない!という人でも何度も当ブログを読んでいただいたりすることで
理解がすすむことがありますので、ぜひご活用ください!
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(※ヒーリングは医療行為ではなく、治療の代替ではありません。強い不調がある場合は、医療機関の受診も大切にしてください。)










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